2009年04月04日

『道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である』・・・『いい会社をつくりましょう』塚越寛 著 Bunya

昨日は、大変やさしい方にインタビューできたので、
MBA講師としては、逆説的に・・・

無茶苦茶に・・・厳しいコメントをスタートから載せたいと思います。

欧米の経営戦略の失敗が、いかにずさんで、これからおきる悲惨な事態をまねきよせたかを言いたいのです!
(要は・・・眼を覚ましてほしいのです)


皆さんは、この不況の現況がアメリカのサブプライムローンに
事の発端があったということは何となくご存知だと思います。

しかし、この後に起きる(であろう。)悲惨な資本主義の歴史上、
かつてない大規模なダメージを想像できている方は、
ほとんどいないのではないかと思います。


ちなみに、「ノンリコースローン」exclamationという言葉で、ググってみてほしい!

これが、アメリカで作られた金融レバレッジ戦略の実態だ失恋

要は、ミンナデわたれば怖くない・・・を地でいっただけだ!


アメリカでは、借金を返せないときは、家やマンションを置き去りにして逃げれば追求されないのだ

この金融システムの機軸が「ノンリコースローン」であり、「レバレッジ」とよばれる返せない金額の謝金を金融機関が借りて投機してきたのだ・・



4月に入り、年度も新年度に入ったことで、
皆さんの感情は『さぁ!今年は巻き返すぞ!!』

こんな気持ちかもしれませんね。
しかし、これから起きるリスクに対しては最大限配慮する必要があります。


繰り返しますが。。。欧米型戦略論の破綻です。


ハイパーな円高の後、逆にハイパーな円安が訪れることでしょう。

株価は、まだまだ下がり続けますよ。普通なら1年で起きる変動が1週間で起きています。
(ちなみに株価の変動幅≒リスクは年間で30%程度ですが、いまは1週間でおきています)


金に投資している方々も多いが・・・食品もいつか不足しますよ!

私もプロではないが、通常「金融」のプロと言われてる人達の発言は、
なんら参考になりません。


以前の恐慌と言われた時代に比べれば、余りにも世界の金融システムはリンクしすぎていますから・・・。
(つまり過去よりひどいことがおきるのです)

情報は、ほぼリアルタイムに世界を駆けめぐります。
ロシアや中国もかつてのイタリア・ドイツ・日本のように第2次世界大戦を、再現させたいと思うことがありうるのではないでしょうか。


すべては、アメリカの金融工学言といわれる、アングロサクソンが生み出した経営戦略の一面です。


こんな時代に、二宮尊徳を経営の機軸にして48年間増収増益を重ねてきた経営戦略が日本には実在したのです。


伊那食品工業の塚越会長曰くSANY0166.JPG
『運を招き寄せるには、目的と手段をはきちがえないこと』です。

企業経営の“目的”は、儲けることではありません。

社員とその家族を、まず「幸せに、することが第一義」です。

利益は、そのための手段です。

さらに急激な成長は、社員に深夜労働を強いたり、設備投資を強行したりして

結果的にブームが去った後、金利の支払いや償却費の負担が残り
社員は疲弊していくという意味でも、
じわじわと「遠きをはかりながら・・・、確実に年輪のように毎年、確実に会社を、太く
大きくしていくように考えることが重要だ』と言います。


前年対比で言えば、ほんのわずかでも、大きくなっていくことは重要だとも言います
塚越会長曰く、綺麗ごとで経営はできない。

『道徳なき経済は犯罪であり
経済なき道徳は寝言である』

二宮尊徳の言葉である。

会長の商品戦略は、明確だ。

常に用途開発をねらってセレンディピティを狙う姿勢である。

会長の商品戦略もマトリクスは横に「進歩軸」、縦に「トレンド軸」を
おいている。
この両方の軸は平等ではない。

会長曰く、先を読んだ進歩軸こそ選定が重要だと、
トレンド軸は毎年起きてくる。需要のブレだ!

伊那食品では、化粧品への寒天の応用や固まらない寒天を
量産化する技術を確立し、もともと不良品だった固まらない寒天を
商品化にこぎつけている。

一般の読者にはピンと来ないかもしれないが、たまたま起きた不良品を忠実に再現する、量

産化技術は・・
実は困難をきわめる。言うほど程やさしいものではない。

この商品戦略が数々のヒット商品
かんてんぱぱシリーズを支えている。

ところで、この会社の社是は、
いい会社をつくりましょう 〜たくましく そして やさしく〜」


これを社是カードに書いて、徹底的に社員に知らしめる経営を行っています。

経営者がいかに優秀でも、社員に徹底できないことが多いものです。

私が車でかんてんぱぱガーデンに到着した際に
ショップの女性に『「ここに車を止めてもよろしいでしょうか。?』と
サングラスの外さず問いかけたら・・・。

満面の笑顔で「大丈夫ですよ。どうぞご自由にお使いください。」と教えていただいた。
この親切さが自然に出てくるところが会長の知らしめる経営が徹底されているということを
証明した。

本社の応接に通されるまで、すべての社員が立ち上がり、『こんにちは。いらっしゃいませ。』
と私に声をかけてくれた。
その笑顔がやらせではない。

そのことが、会長の「知らしめる経営」の徹底ぶりを教えてくれた。

「やる気や士気の高さ」、これらを「モラール」というなら、その高さは、
この会社のモラルにも繋がっている。

30000坪に及ぶガーデンすべてが毎朝社員によって掃除されている。

その掃除用具の倉庫も拝見させていただいたが、見事に整理整頓されていた。

ながくなってしまいましたが、食は命の元であることには変わりありません。
この伊那食品という会社が今後とも、健全に長期的な経営を進めていくこと心から祈ります。

明日中には、通勤立ち読みブックラリーを公開しますのでお楽しみに。
posted by カイゼンくん at 22:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 番組収録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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伊那食品工業 年収
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