2009年04月01日

Rally41-1:日本でいちばん大切にしたい会社 (前編) 【著者 坂本光司 先生】

■<この本の効きめ>
「日本でいちばん大切にしたい会社」著者 坂本光司先生にお話を聞きました。


CAS冷凍の開発もとであるアビーという会社も凄い!
不況に負けずに利益をだすユニクロも凄い!
任天堂も凄い!

しかし、ともすると・・・私たちは、企業経営の意味を見失っているのではないか。

株主は単純に利益をだすことの効率を問い、経営者は手段としてのリストラにあけくれる!?

では、なぜ国や県、商工会議所が「私的なもの」である企業を税制や金融、
技術などで支援するのか?

どんなに高い技術をもっていても、どんなに良い商品を提供していても、
「企業は社会みんなのものである」という根本原則・・・
つまり社会責任や使命≒「みんなを幸せにするために存在する」を忘れているのではないか?

本書では、企業経営の使命と責任を以下の5人をしあわせにすることとしている
1. 社員とその家族を幸せにする
2. 外注先・下請け企業の社員をしあわせにする
3. 顧客を幸せにする
4. 地域社会を幸せにする
5. 自然に生まれる株主の幸せ


キレイごとを言っても利益がなければ、何もできない!?
そう言いたい御仁には・・・、

この本で【日本でいちばん大切にしたい会社】は、
継続的に利益がでているのです

坂本先生は『天使のサイクル』ひらめきと呼んでいますが、

社員や外注さんを本気で大切している
会社は、社員も外注さんもやる気でがんばる、
社会がほっておかない!
結果的に継続的に利益がでるというサイクルを実現していることを教えてくれる。exclamation×2

19世紀型旧式の経営戦略論やありきたりのビジネス本に自信が持てなくなっている・・・
そんな勉強家の“あなた”には実に参考になります。

よく欧米型の経営改革の方法論や戦略論を勉強する方やセミナーに参加して、なんとか身につけたいと躍起になる方は多いと思う・・。

が、しかし・・・これらは、昨年のサブプライムやリーマン以降は通用していませんよね。
(元凶が欧米型戦略思想にあるのかもしれません)


いまどきは、モチベーションに関するビジネス本に関心が集まっているように思います。

コーチングやNLP、カウンセリングに関心が集まっているのも
「心」に関心があるからでしょう!

だからこそ小手先のテクニックではなく【心にしみる・心に響く】
経営がもとめられているのでしょう。

きっと、あなたも、この本から多くを学ぶことができます。

■<ブックラリーでインタビューした概要>
著者の坂本先生の半生をうかがっています。

そして、本書にトライするいきさつ・・・
なぜ【日本でいちばん大切にしたい会社】に行きついたのか?

【日本でいちばん大切にしたい会社】とは、どんな要件を満たしているのか?

今回はここら辺までを放送しています・・・あとは次回に(お楽しみに)

次回は・・・いよいよ【日本でいちばん大切にしたい会社】の紹介です

日本理化学工業という会社はチョークを作っている会社です。
社員が50人程の小さな会社ですが、市場の30%を掌握しています。
さらに社員の7割が障害をもった方々で、
しかも50年間ほぼ毎年(障害者を)採用し続けているのです。
障害者雇用を避ける企業が多い中で、小規模な企業規模にもかかわらず、
優良経営を続けています。

伊那食品工業は、寒天メーカーという斜陽産業の中で、
48年間増収増益を果たしてきた会社です。
『会社は社員の幸せのためにある。』
これをモットーに、50年間、一度のリストラもなく、
同業者と戦わず、とことん環境に配慮した工場作りや「100年カレンダー」で遠くを見とす経営をしてきたのが、伊那食品といえます。


<この本が効く読者>
未曾有の不況で売上、利益ともに苦しい経営者の方、経営企画の幹部、
昇進をひかえた管理職の方々、起業を真剣に考えている方々・・・

本書には、“あなた”が知りたい、「起業本来の“あるべき姿”」が書かれています。

大学生、院生の方であっても、職を得たい方々も、
他方でバリキャリで頑張っているのに漠然と悩んでいる方も、ぜひ読んでみてください。

■ <MBA講師の視点>
「日本で一番大切にしたい会社」坂本光司著には、
寒天パパというヒット商品をうみだした伊那食品工業が紹介されています。
この会社を紹介するにあたって「効率化」「生産性の向上」について
視点を変えて見てみましょう。

成果主義や能力給を導入し、メリハリある評価をしないと「社員のモチベーションを、
あげられないのではないか」と思う方も多いと思います

しかし、成果主義は、すべての従業員の「モチベーション」をあげるのでしょうか。

伊那食品の会長である塚越さんが著書「いい会社をつくりましょう」で語っていますが、
“幸せ”を感じている社員こそが、モチベーション・アップするそうだ。

「やる気」「士気」があがると、仕事を追いかけるようになります。
「仕事を追うか、仕事に追われるか」・・・この違いは雲泥の差をうみます。

快適な職場環境や待遇等が「昨日よりは今日」「今日よりは明日」へ、
どこかがよくなっていくような会社であれば、社員は毎日ベストを尽くすはずです。

結果、給料は上がらなくても、幸せ感のある会社は、生産性があがるということだ!

社員のモチベーションを上げるのは、お金や地位ではなく、「働いて、去年より良くなった!
去年より幸せだ」と感じられる環境を実現することだ。
経営者は、今年は去年より少しでもいいから社員が幸せを多く感じられるようにすることが大切なわけです。
この事例については、4月4日ころに放送します。。


今日もブックラリーをお聴きいただきありがとうございます

◆目次◆
1:会社は誰のために?
2:日本で一番大切にしたい会社たち
2−1:日本理化学工業株式会社
2−2:伊那食品工業株式会社
2−3:中村ブレイス株式会社
2−4株式会社ビュー月柳月
2−5:杉山フルーツ

posted by カイゼンくん at 04:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組収録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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