2009年07月24日

Rally65-1:15歳からのファイナンス理論入門   (前編)  【著者 慎泰俊さん】

15歳からのファイナンス理論入門


ファイナンス理論というと株価の変動を説明したり、
不確実性を可能な限り排除する方法をポートフォリオ理論として教えてくれたり・・
株価や会社を売却する際に、いくらが適切な価格かを説明してくれるなど・・・
こむずかしくて大学院にでもいって一部のヒトが学ぶ特殊なモノという
誤解もおおいだろう?exclamation&question

慎さんによると、ファイナンス理論の基本は、すごく身近なもので、
かならずしも数学を前提としない。


不確実性への対処は小中高生でも十分にまなべるし、
その後の人生でいかせるという信念でこの本をかいたという。

だから、この本は不確かな未来とかしこく付き合っていくためのヒントを
おそろしく平易なことばで教えてくれる。

そんなファイナンス理論の基本が楽しく学べる入門書です。優れた1冊といえます。

しかし、本書がほんとうにキラリと輝いているのは・・・
今までのご自分の人生をふり返るうえでも、
これからの人生を考えるうえでも、
自分で考えるフレームワークをやさしく教えてくれたところにある。


だから
リスク分散、現在価値理論などは、いにしえの人間の生活の中に
自然に入り込んでいるとの信念から国語の授業をとおして
「鶏鳴狗盗」をつうじて解説していたり、

ファウストの例もごたぶんにもれず、
悪魔メフィストに魂を売る条件として
ありとあらゆる快楽を享受し【時価よとまれ、あなたはかくも美しい】と
言った瞬間に悪魔メフィストが魂をもらいうけるという・・・例のやつも
・・・慎さんにかかると、リスクとリターンの関係は関数ではない!という例になる。

放送中にはこんな例を挙げて説明してくれた!

100円くじを買って
はずれても50円、当たれば130円もらえる。

もう一つは同じ100円くじでも
はずれると0円→あたれば200円

みなさんはどっちのくじを好みますか?

どうも「はずれても50円、当たれば130円もらえる。」方を好むヒトがおおいらしい。これはリスクを無意識に避けている。

さらにバスケのチームに
3ポイントシュートが得意なA君と2ポイントシュートが得意なB君の二人をいれたら
チーム得点は安定する。
2種類のシュートがあったときに、分散のことなるポイントゲッターを抱えた方がチームはリスク分散できる。

では桃太郎が犬、猿、キジをおともにえらんだのは?

そうです、リスク分散ですね!

この本は・・・ほかにも「カラマゾフ」「シンドラーのリスト」などさまざまな本映画を題材にしてくれています。
とっても読みやすい良書で、ファイナンスなんてこわくて近づけなかったあなたにおすすめです。

今日も通勤立ち読みブックラリーをお聴きいただきありがとうexclamation

<目次>
朝礼

1時間目 リスクとリターン

2時間目 リスク分散

3時間目 現在価値と将来価値

4時間目 国語

5時間目 社会

ホームルーム

放課後



posted by カイゼンくん at 18:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組収録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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