2009年05月07日

Rally52-1:「チーム脳」のつくり方         (前編)  【著者 清宮普美代 さん】



前作の「質問会議」もよかったけど、今回の「チーム脳・・・」はさらにいいね!

「質問会議」が組織で考えるハウツーに鋭くつっこみすぎたキライがあり・・
今回はチームで一歩いっぽ学びながらカベを打ち破っていく全体のプロセス、
過去の延長線上では打破できない問題をみんなで打ち破る秘訣を説いた一冊。ビックリマーク



伊那食品工業のときにもふれたのですが・・社員の活性化は、
(とくに小さい)企業が成功するための第一要因。

本書はその基本を職場全員で考える頭にあることを追求した
「集団の智恵」をとぎすますための指南書です。


思わぬカベにぶつかったときに、過去の経験から・・
現場の担当者がはがゆく見えてしまい・・つい・・
『あれヤッタか?』『こうしてみたら・・』と行動を指示してしまいませんか?

このタイプを“意見リーダー”と云います。

過去の経験から類推

直線的思考から行動を命令

結果を求める

減点主義に近づく

云われたことしかしない+いわれたことすらしない現場

負のサイクル

これじゃ・・・ジレンマだ!

現状打破がもとめられるリーダーには
貴重なアドバイスがいくつも盛り込まれています。

自分の過去の経験も疑う、現場でおきていることに
謙虚に問いかける心構えが必要と説く。

つまり過去の延長線上に「答え」があって、
それをみんなに徹底することでうまく言っていた時代は
それでも良いかもしれない!

現状は、過去にない現実がおしよせている!
ゼロベースにたって、現場とコミュニケーションを必死に
とる必要がある。

過去と現状のちがいを“みんな”で腹をわって考える!
その中には、立場をこえて共感できる点がみえてくるハズ

そこに正解があるのではなく!みんなで創造する時代!

一緒に打開策を考え、未来を切り開くには、
いままでのリーダーシップではダメだということを
教えてくれるという点では一読の価値があると思いますネ。

『あぁ・・そうか!』とか『そういえば・・・!』というコトバが
あちこちで発せられるように“質問リーダー”になる必要がある。

悩みながらも、長いトンネルをぬけだせないでいるリーダーには、
ぜひ読んでいただきたい一冊です。

MBA講師の視点
孤軍奮闘のリーダーには、しばらくは信じられないかもしれません。
『なにを平和な話をしているのか?!・・部下を信じて問いをたてている内に
会社は潰れちまうよ!』

しかし、映画“レッドクリフ”(赤壁)でも部下を信じられない猛将:曹操は敗北しますよね

遠回りのようで、近道なのが
「なぜ?」「どうして」と部下を詰問や突き放して論破するのではなく
部下にドン引きさせる会話でなく
お互いの智恵をぶつけて第三の道をきりひらく「対話」がポイント。

行動優先でも良いのです!

たった一つのポイントを外さなければ!

それは『振り返り』≒リフレクション
「チームとして今回やってみて学んだことは何か?」
「もっと良くするにはどうすべきか?」

リーダーは自戒の念をこめて
「リーダーシップについて今回何を学んだか」
「どの質問が問題解決に価値ある質問であったか?」

メンバーそれぞれの“腹におちる”ことが即 行動につながるのです。
命令→服従の関係ではなく
チームのゴールをメンバー全員がイメージしていくこと
創造して、かたく心に誓うことです!


ーーーーーーーーーーーーー
<目次>
序文:時代はチーム脳を求めている
第一章:チーム脳がもたらす成功プロセス
第二章:リーダーの資質に左右される「チーム脳」
第三章:チームを本物にする「場づくり力」
第四章:会議がかわる「質問スキル」
第五章:メンバーが動く!「チーム脳」稼動法

posted by カイゼンくん at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組収録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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