2009年04月23日

Rally48-1:何でもすぐ決めすぐ動く、すぐやるチームのつくり方(前編) 【著者 豊田圭一 さん】



■<この本の効きめ
失礼をかえりみず、ここに記すが・・・、
豊田圭一さんは、大変な戦略家だと思う。

なぜそういえるかというと、
彼の本には、戦略の本質をついた内容が指摘されているからです。
(私に関していえば、読んでもピンとこないのに・・お会いして話を伺うとヒシヒシと伝わってくるから不思議だ)

具体的には、、、
『何をするにも見切り発車は必要』
『実行サイクルを素早くまわせ』いい表現だ!
『想定外に対応する』と書かれていたり、
『チャンスは行動する人にやってくる』
等と書かれていたりする

彼の発言は、アカデミックな臭いや色彩は、これッポッチモないように思う。
どうやら、すべてが豊田さん経験からわき上がってきたようで、そこがまたいい!


あまり趣味ではないので、アカデミック臭さは避けてきたのですが、
あえて豊田さんの文脈が、いかに優れたものかをお伝えしたいで・・・少し、くさいことを書きます。(ガマンデキナイ方はごめんなさい)

かつてアメリカの戦略学会_総帥といわれたH.ミンツバーグは、
戦略についてこういった議論をしかけた

【戦略は、行動の中で形成されるのか VS 戦略を会議室で策定するのか。】

カリフォルニア州立大学バークレー校やMIT(マサッチュセッツ工科大学)のデザインスクールといわれる人たちはSWOTを使い環境適合を戦略の中心にすえた。これらは、外部環境と内部環境を分析し、強みと弱み機会と脅威に分類するという強烈な枠組みを持って生まれた。
しかし、企業は「強みも弱み」も、分析して理解するのだ。
パソコンかモゾウ紙の上で!

さらにGEで有名になった戦略プランニングはI.アンゾフという天才によって提唱されたが、GEの失速と同時に化けの革がはげた!スタッフが手順道理の戦略という分厚いレポートを書き上げる。
これを戦略と呼ぶ!

その後、マイケルポーターが「競争の戦略」を打ち出し、
分析の対象は、業界にうつり、五つの競争要因を分析し、
■コストリーダーシップ、
■差別化、
■集中という戦略軸を打ち出した。

しかし、これらが、お笑いなのは・・・爆弾

戦略策定と実行を分けてしまうこと
つまり、行動と考えることを切り離すこと自体にあるひらめき

考えてみて欲しいのですが、私たちは、行動しながら発見をし、そして考え、そして新たな行動を迎えるのです。exclamation

会議室で、戦略が失敗すれば立案者は実行者を攻めたてるでしょう・・・

間抜けな君たちが我々の素晴らしい戦略を尊重してさえくれたならば….」しかし、もしその間抜けな人たちが利口であればこう答えるだろう「君たちがそれほど利口だというのなら、どうして我々のようなまぬけでも実行できるような戦略を策定しなかったのか?」


本書では国際ジャーナリストの蟹瀬誠一さんにインタビューしたくだりを載せているので紹介しておきます。

『チャンスは準備ができている人に微笑む』という座右の銘について、これはどういう意味ですかと聞いたところ「チャンスは駅のホームに入ってくる電車みたいなもの。電車は向こうからホームにやってくる。でも、それに乗るか乗らないかは自分次第。チャンスも電車と同じように誰にだってやってくる。でも、そのチャンスをつかめるかどうかはそのための準備をしていたかどうかにかかっている。」という答えが返ってきたそうです。チャンスのための準備?それはどういう準備でしょうか。
それに対する蟹瀬さんの答えは
「好奇心をもって何でもやってみること」
と指摘されたそうです。

つまり、『実行サイクルを素早くまわす』ヒト達にチャンスは微笑むのです!


これに嫌悪感をもつか、好意的によめるかで混迷の現在を戦略的に生き残れるかが自己判定できる実践的良書です。

■<ブックラリーでインタビューした概要>そもそも豊田さんが、この本で言いたいことは何?と伺うと・・・
『まず、やってみることだ!』≒Just do it!
豊田さんの頭には、超ポジティブエンジンが入っているらしい。

さらに『なぜ、実行サイクルが速いといいのか』
『チームプレーより個人プレーって常識の逆じゃない?』
『アイデアはどこで生まれるの?』
『ヒトを巻き込むって、命令じゃない、ナニがポイントですか?』
『小刻みなカイゼンと創造的破壊は同居できるのか』など

豊田さんの、ご経験がヒト中心にあるから、
完成された「仕組み」がないとき、
完成された「仕組み」が大恐慌で機能しないとき、

どぉースリャいいの? と聞いてみたのです。

お客様がサービスや商品に飽きる前に、自分で壊しちゃうんです』と創造的破壊について明快に語っていただき、
最後に生き残るのは
もっとも強い種でもなければ、
もっとも知能が高い種でもない。
もっとも変化に適応できる種である
』と
ダーウィンまで引っ張り出してポジティブに不況を克服するヒントについて語っていただいた。

■<この本が効く読者
『あの時、即座に“ハイ!”とこたえられていたら・・・』
『もうひとこと、ほんとうの気持ちをいえていたら・・・』
『このままでは終わりたくない・・が・・?』
という方におススメ!

もうひとつ、
MBAタイトルホルダーや会計士、税理士、弁護士などの資格取得に励んでいる方にも、ゼヒおススメ!

なぜなら、豊田さんのこの本では学校で教えてくれない、『ヒトへの視点』『行動の視点』が記されているからです

パソコンに向うことがおおい、企業スタッフこそ最適な読者かもしれない!

■<MBA講師の視点

かつて水野俊哉さん(Rally36-1:知っているようで知らない「法則」のトリセツ (前半) 【著者 水野俊哉さん】2009/02/28放送)にも同じ質問をしている。

−はじめの一歩めがでないヒトに、一歩踏み出していただくには?

大橋悦夫さん(Rally46-1:成功ハックス(前編)【著者 大橋 悦夫さん】2009/04/19)にも同じ質問をしている。
聞き比べていただければおもしろい!

いずれにせよ、今必要なことは・・・
ドーパミンを脳みそに充満させ、自分の欲をかきたてて、そく実行することだ!

そこに先天的な性格や特別な能力などいらないと教えてくれる良書です。
今日も通勤立読みブックラリーを聴いていただき、ありがとう!
−−−−−−−−−−−−
リスナーへのプレゼント

今回ご紹介している
『すぐやるチームのつくり方』を1名さまにプレゼントします。

さらに、著者の前作『すぐやる人の考え方・仕事のやり方』も1名様にプレゼントします。

info@kaizenhonpo.co.jp
までメールにて『豊田圭一リスナー・プレゼント』と書いて
ご希望の書名を書いてメールでお申込みください!
4月30日23時で締め切らせていただきます
ドシドシ後応募ください!
−−−−−−−−−−−−
■番組を視聴いただくにはアップル社のソフト「iTunes」が必要です。
こちらから無料で入手できます。
http://www.apple.com/jp/itunes/download/

「iTunes」がインストールできましたら、さっそく「iTunes」を立ち上げ、ここをクリックしてください。
■通勤立読み『ブックラリー2009』(無料番組)


ブックラリーで聴いてみたい著者がいましたら、ブログに書き込んでください
posted by カイゼンくん at 04:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 番組収録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。